東京 世界有数の繁華街で放火事件が発生。捜査は天才的な警官、イシダ・ハヤトとフランス系日本人の若い警官ノエミー・ルグランに託された。そして影に潜むイザナギと名乗る男は、破壊的な計画の実行を決意する。
作家のシリル・カレルが日本の神話、復讐、殺人の狂気が交錯する東京を舞台に、完璧なミステリーを繰り広げる。
■CYRIL CARRERE(シリル・カレル)
1983年ニーム生まれ、東京在住のフランス人ライター、脚本家。薬理学者で、製薬業界で働いた後、さまざまな分野の新技術のプロジェクト・マネージャーになった。現在は日本の大手グループのサイバーセキュリティ部門で働く。
VSD-RTL賞の最終選考に残った『GRAND FROID』と、読者を熱気と乱気流に包まれたカリフォルニアの辺境へと誘う『LE QUATRIEME RASSEMBLEMENT』でその名を知らしめた。AVANT DE SOMBRER』は偽記憶症候群を扱った心理スリラーで、狡猾で不穏な捜査が読者から絶賛された。『LA COLERE D'IZANAGI(イザナギの怒り)』は彼の5作目の小説で、日本社会の中心を舞台にした呪術的スリラーである。
EDITEUR : DENOEL (21 FEVRIER 2024)
LANGUE : FRANCAIS
BROCHE : 320 PAGES
ISBN-10 : 2207179494
ISBN-13 : 9782207179499
POIDS DE L'ARTICLE : 1 G
DIMENSIONS : 14 X 2.2 X 20.4 CM