ジュリエットは、パリから離れ数日間だけ実家に戻る。のんびり過ごすつもりだったが、そうはいかなかった。コミュニケーションをとらない父親。口数は多いがコミュニケーションをとらない母親。それを黙って耐え、少し暴走する姉。そしてジュリエットは、人生に行き詰まったアルコール中毒のジョルジュに絡まれていく…。
カミーユ・ジュルディの美しい水彩画が、リアルで繊細な人間ドラマを淡々と描きます。
■CAMILLE JOURDY(カミーユ・ジュルディ)
フランス ジュラ地方のドールで育つ。エピナルのエコール・デ・ボザールで3年間学んだ後、ストラスブールの装飾美術学校で2年間学ぶ。2005年からはリヨンの自宅で仕事をしている。児童書の執筆や挿絵を手がけるほか、コミックストリップやグラフィックノベル(2016年にジュリアン・ラプノー監督により映画化された「ロザリー・ブルム」3部作など)を制作。
Camille Jourdy (Auteur), Thomas Gabison (Éditeur de série), Michel Parfenov (Éditeur de série)
EDITEUR : ACTES SUD; ILLUSTRATED EDITION (2 JUIN 2021)
LANGUE : FRANCAIS
BROCHE : 240 PAGES
ISBN-10 : 2330150970
ISBN-13 : 9782330150976
POIDS DE L'ARTICLE : 1,21 KILOGRAMS
DIMENSIONS : 20.1 X 2.8 X 23.9 CM