義理の両親と同じ屋根の下で暮らすごく一般の家庭の物語。エドゥアールじいさん(古いもの、ラクダ、かわいそうな人)は純粋な共産主義者で、エミリーばあさん(聖なるカエル、古い回転木馬)はルルド巡礼の経験があるほどの偏屈者だ。 言うまでもなく、2人は対立し、夕食時には大砲が持ち出される! クラピッシュの『Un air de famille』を彷彿とさせる演出の饗宴を、ダヴィッド・プリュドムの的確なナレーションと鮮やかな色彩でゆっくりと味わうことができる作品。
■DAVID PRUDHOMME(ダヴィッド・プリュドム)
1969年10月4日フランストゥール生まれ。7歳で初めてバンド・デシネ(=フランス語圏のマンガ)を描く。ルーヴル美術館、先史時代の洞窟、奇人変人たちが住む村、中世の動物寓話、浜辺の一日など、これまでに多種多様なテーマのバンド・デシネを発表。新作に取り組むたびに、テーマに合わせて新しいスタイルに挑戦している。2004年、日仏のマンガ家によるアンソロジー『JAPON』(飛鳥新社)の企画に参加するために初来日し、九州に滞在。さまざまな刺激を受ける。2012年に再来日を果たし、福岡を拠点に力士をテーマにした創作に励む。力士のイラストは300点にのぼり、それらをもとにフランスで展覧会が行われ、「スモウグラフィ(SUMOGRAPHIE)」という書籍が出版された。
La Marie en plastique ; intégrale
David Prudhomme, Pascal Rabaté
Éditeur : FUTUROPOLIS (22 novembre 2007)
Langue : Français
Relié : 120 pages
ISBN-10 : 2754801707
ISBN-13 : 978-2754801706
Poids de l'article : 740 g
Dimensions : 22.5 x 1.5 x 28.5 cm