フランス外務省の内部を風刺的に描いたバンド・デシネ。
原作者のアントナン・ボードリーは当時のフランスの外務大臣ドミニク・ド・ヴィルパン(後に首相)のスピーチ原稿執筆者で、これは彼の実体験に基づいた物語となっている。ボードリーをモデルにした主人公アルチュール・ヴラミンク、そしてド・ヴィルパンをモデルにした外務大臣のやりとりを中心にフランス政治の内実をユーモアたっぷりに楽しめる二巻完結物語となっている。
2013年、本書をもとにフランスではベルトラン・タヴェルニエ監督のコメディ映画が公開され、2014年には第39回セザール賞で3部門にノミネートされた。
Quai d'Orsay : chroniques diplomatiques Tome 1
Christophe Blain, Abel Lanzac
Éditeur : DARGAUD; Illustrated édition (6 mai 2010)
Langue : Français
Relié : 96 pages
ISBN-10 : 2205061321
ISBN-13 : 9782205061321
Poids de l'article : 812 g
Dimensions : 25 x 1.7 x 30 cm