フランスの童話作家ジャンヌ・ロシュ・マゾンが1934年に出版した物語にイラストレーターのボチボチが独創的なイラストを添えた絵本です。「はんぶんのおんどり」「おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ」などが有名なジャンヌ氏の知られざる短編小説を新たな視点から楽しめることができる作品です。
■Botchy-Botchy(ボチボチ)
フランスの田舎、ブールジュで生まれたBotchy-Botchyは、2004年から東京に住んでいます。2018年、19年間のサラリーマン生活を経て、企業の世界を離れ、イラストレーターとしての道を歩み始めました。彼の得意なテーマは、人間の愚かさ、社会風刺、エロティシズム、そして日本です。
彼の作品には、ブルー・ハーツの有名な同名の歌詞を基にした絵本『青空』のイラスト(2019年、現代書館出版)、東京のさまざまな場所(秋葉原、三ノ輪、神楽坂、赤堀橋、荒木町)での壁画、2Dアニメーションのミュージックビデオ(MV)、パッケージング(デザイナーズ眼鏡、ボジョレーワインのラベル、CD・LP・45回転シングルのジャケット、企業カレンダー、年賀状、Tシャツ、てぬぐい、NFTなど)があります。また、2023年からは陶芸にも取り組んでいます。
Botchy-Botchyは日本(東京、福岡、富山、高崎)で定期的に展示を行い、時には海外(台湾、韓国)でも展示をしています。
雨の日には、電子音楽(アンビエント、DIYハウス)を作曲しており、これまでに2枚のアルバム『1997』と『マンゲ Peace』をBandcampで販売しています。時々、東京でDJとしてイベントにも参加しています。